【炊飯器任せ・時短】包丁ほとんど不要!シンプルきのこヴィーガン炊き込みご飯
日々の食事の準備に多くの時間をかけられないと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。特に多忙な中、ヴィーガン食を続けるとなると、献立の検討や調理の手間が負担になることもあるかもしれません。
今回は、そのような忙しい皆様にご提案したい、炊飯器一つで手軽に完成するヴィーガン炊き込みご飯のレシピをご紹介します。火加減を気にする必要がなく、材料の準備も最小限で済むため、時間を有効活用したい日に最適な一品です。シンプルながらもきのこの旨味がぎゅっと詰まった、滋味深い味わいをお楽しみいただけます。
炊飯器で作るシンプルきのこヴィーガン炊き込みご飯
材料を炊飯器に入れてスイッチを押すだけ。面倒な工程を省きつつ、しっかり美味しいヴィーガン炊き込みご飯が完成します。
材料(3合分)
- 米:3合
- お好みのきのこ(しめじ、舞茸、えのき、椎茸など):合計300g程度
- 油揚げ:1枚(約30g)
- A 醤油:大さじ3
- A みりん:大さじ2
- A 酒:大さじ1
- A ヴィーガン顆粒だし:小さじ2
- 水:炊飯器の3合の目盛まで
作り方
- 米を研ぎ、炊飯器の釜に入れます。
- きのこは石づきを取り除き、手で食べやすい大きさに裂きます。えのきの場合は根元を落とし、長さを半分に切ると良いでしょう。包丁を使う場合も、石づきを切る程度で構いません。
- 油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、粗熱が取れたらキッチンばさみで細かく切ります。細かく切ることで味が馴染みやすくなります。
- 炊飯器の釜にAの調味料をすべて加え、水を3合の目盛まで注ぎ入れます。軽く混ぜ合わせます。
- (4)の上に、準備したきのこ、油揚げを乗せます。具材は混ぜ込まずに乗せるだけで構いません。
- 炊飯器をセットし、通常の炊飯モードで炊き上げます。
- 炊き上がったら全体をさっくりと混ぜ合わせ、器に盛り付けます。
調理時間の目安
- 材料準備:約10分
- 炊飯時間:炊飯器の設定による(一般的な白米モードで45〜60分程度)
成功のためのポイントとアレンジ
- きのこの種類: 複数のきのこを組み合わせると、風味に深みが増します。冷凍保存しておいたきのこミックスを使っても問題ありません。冷凍きのこを使う場合は、解凍せずにそのまま加えてください。
- 包丁不使用でさらに時短: きのこは手で裂ける種類を選び、油揚げはキッチンばさみで切ることで、まな板や包丁を使う手間が省け、洗い物も減らせます。
- ヴィーガンだし: 昆布や干し椎茸を水に浸けておくだし汁を使うことも可能ですが、顆粒だしを使うことで手間なく風味豊かに仕上がります。使用する顆粒だしがヴィーガン対応かご確認ください。
- アレンジ: 炊飯時に千切り生姜を少量加えたり、炊き上がりに刻みネギや白ごまを散らしたりすると、香りが引き立ちます。
- 作り置き: 多めに作って一食分ずつ冷凍保存しておけば、さらに時短につながります。冷凍する際は、粗熱を取ってからラップで包むか保存容器に入れてください。
まとめ
この炊飯器で作るヴィーガンきのこ炊き込みご飯は、材料の準備から炊飯まで、極めてシンプルに進めることができます。火を使わないため目を離していても安心ですし、炊飯器任せにできる時間は他の作業に充てられます。
きのこは比較的安価で年間を通して手に入りやすく、食物繊維も豊富です。油揚げを加えることで、たんぱく質も補いつつ満足感を高めています。少ない材料と手間で、栄養バランスも考慮した一品が完成するのは、忙しい皆様にとって大きなメリットになることでしょう。
ぜひ、時間も手間も節約したい日の献立に、この炊飯器レシピを取り入れてみてはいかがでしょうか。